とりあえず‥
まだ小さいし‥的な
探し方をしていませんか？

続くかどうか、わからないから様子を見たい

続くようなら本格的なレッスンを
受けさせたい

上手になったら、楽器を用意したい

考えかたは、様々です。

 3歳から始めて小学2年生でこの教室に
替わっていらして
昨年、コンクールの東北ファイナル大会で
奨励賞を受賞された生徒さんを例に
お話しいたします。

お母様が、子供はピアノ好きみたいだし、
練習量も多い、そろそろ本格的なレッスンに
切り替えてコンクールにも
チャレンジしてほしい、というお考えから、
私の教室にいらっしゃいました。

意欲や目標もあり、理解力もしっかりある
生徒さんでしたが
残念なことに、基礎が全くできていなくて、

譜読み、拍子の表現、ブレス
フレーズの歌わせかた、手の形、腕の使い方
間の取り方、など、必要なことは
すべて1からやり直し状態でした。

出来ていないのは本人の能力のせいではなく
何も知らなかったからです。

幸いにもご本人は、知らないことを
たくさん教えてもらえる！と
前向きな気持ちで頑張ってくれました。

お母様は、練習量を多くとり
頑張ってきた我が子の努力が
空回りしていたことに気がつき
子供に申し訳ないことをした、
と悔いておられました。

しかし、お子様の前向きな気持ちに寄り添い
今より早い時間はないから
がんばって取り戻します！と協力体制で
しっかりサポートしてくださいました。

その生徒さんは、腕や指の使い方などの
基礎を身に付け、
メロディーの歌わせ方などを覚え、
上達に向かって効果的な練習
積み上げのある練習をして
ピアノの正しいテクニックを身につけ
上達していきました。

その結果が、昨年のコンクールの
東北ファイナル大会での奨励賞です。

お小さいかたの教室選びは、とても重要です。

上達以前に、
ピアノを好きになるかどうかさえ
決まってしまいます。

お子様の上達のために、
お子様の練習、努力が空回りしないように
教室とコミニケーションをとり
親御さまがしっかりと考えて準備をし、
お子様のサポートを効果的にして
いただくことをおすすめいたします。